推理小説をもっと楽しく英語多読する!

よくでてくる役職

英語多読に適したGR(Graded Readers、グレイデッド・リーダーズ。英語を母国語としない人向けのレベル付けされた洋書)やLR(Leveled Readers。レベル付けされたネイティブ用の洋書)には刑事モノや探偵モノが多く存在します。

このサイトでも紹介している「Nate the Great」シリーズ、他にもCambridge English Readersの「Inspector Logan」シリーズなど人気のあるジャンルでもあります。

で、英語多読していてdetectiveとinspectorの違いとか警察の階級のことなどがわかると便利だと思い、まとめてみました。

ちなみに英語多読の読みやすさレベルは1〜2、かつ探偵や警察の組織などについてまったく詳しくない人に向けて書いています。


detective

辞書(weblio)によると刑事や探偵を意味します。文脈を見ればどちらで使われているのか迷うことはないでしょう。

Nate the GreatでのNate自身のセリフです。

I, Nate the Great, am a great detective.
Wikipediaによると、刑事と区別するために私立探偵はPrivate detectiveと訳される場合もあるようです。

刑事の警察組織(日本)での地位は巡査ですから、よくあるように事件の捜査を現場でする人たちになります。


inspector

辞書(weblio)によると警視正(米国)、警部補(英国)とあります。 日本の警察官の階級を参考までに下に書いていますが、それをみると警視正、警部補では相当開きがあります。イメージとして警視正は幹部、警部補は現場主任くらいの違いがありそうです。

「Inspector Logan」はCambridge English Readersですから警部補にあたると思われます。確かに警部補という感じで理解すれば、しっくりきます。

2014年6月8日:追記 このブログで「Inspector Logan」を紹介する際に、もう一度辞書(weblio)を調べたところ、このように警部と警部補を区別していました。 police inspector:警部 assistant (police) inspector:警部補 ですからLoganは警部補か警部の可能性もありますが、年齢的にみて警部の可能性もありそうですね。


sergeant

辞書(weblio)によると巡査部長とあります。 日本の警察官の階級では巡査のすぐ上ですから、巡査の上司という感じなのでしょうか? ちなみに日本では、キャリア組(国家公務員Ⅰ種試験の合格者)と呼ばれるエリートは巡査、巡査部長を飛び越えて、入庁した時点からinspectorつまりいきなり警部補になります。 Wikipedia「日本の警察官」


officer

辞書(weblio)によると警官。 但し主に米国では最下級の警察官(日本では巡査)を指すとあります。警官か巡査か洋書の内容を読んでいればわかることが多いでしょう。わからない場合には、巡査か警官かを区別することに意味のないことが多く単に警官としても差し支えないと思います。


日本での警察組織の階級

参考までに日本の警察官の階級はこんな感じです。
1 警視総監
2 警視監
3 警視長
4 警視正
5 警視
6 警部
7 警部補
8 巡査部長
9 巡査
Wikipedia「日本の警察官」より

ちなみに2014年に放送していたドラマ「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部」の主人公佐久晋吾は警視庁の管理官です。管理官は階級でいくと警視にあたるので、結構えらい人ですね。

で、いつも佐久管理官に使われている捜査一課13係・島野係長は、警部で警視の一階級下です。

そして西田利行演じる野心家の警視庁・谷中刑事部長は、上から3番目の警視長。自身をノンキャリといってましたから、出世もここまでか!

最後は英語多読とはあまり関係のないテレビドラマの話になってしまいましたが、刑事ものなどの洋書を多読する場合にも階級とかわかっているとより楽しめると思います。


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